
サウナ大好きサウポンです。サウポン
今回は、根崎優樹さんのチャートマスターアカデミー(CMA)をレビューしていきます。
このチャートマスターアカデミーは、現在インフォトップの「FX」ランキングで堂々の1位を獲得しているスクールですね。
※過去30日間のランキング※
2015年発売なのに1位を獲得している・・・
これは何かあるだろうって事で、色々調べた結果をお伝えしますね。
でもって先に結論を言うと、色々懸念点が浮き彫りになったので、僕自身はこのチャートマスターアカデミーに参加しようと思いませんでした。
チャートマスターアカデミー(CMA)の評判や口コミを知りたい人
チャートマスターアカデミー(CMA)は本当に稼げるのか気になっている人
チャートマスターアカデミーは(CMA)に懸念点は無いのか知りたい人
販売業者 | 株式会社SFT |
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運営責任者 | 根崎優樹 |
所在地 | 〒901 – 2227 沖縄県宜野湾市宇地泊65番地 – 4 3F |
電話番号 | 080-3900-726 |
メール | info@chart-ma.com |
目次
根崎優樹氏のチャートマスターアカデミー(CMA)の概要
ではでは、根崎勇樹氏のチャートマスターアカデミー(CMA)の概要についてまとめます。
内容
内容としては、根崎さんが生み出したフリスタ(フリースタイル)FXという手法を学びながら実践し稼ぐ教材、というかスクールですね。
【特徴】1週間に1~3回トレードするスイングトレード
スイングトレードとは
数日~1週間程度の少し長い期間でトレードするスタイル。
チャートを見るのは1日20分
と結構強気な表現がレター上では使われています。
でもって受け取れるコンテンツがこちら。
1.マインド
2.トレンド(流行)
3.ボラティリティ(変動率)
4.ロスカット(損切り)
5.ポジションサイジング(取引量)
6.システム(組み合わせ)
根崎さんによれば、FX初心者からしっかり稼ぐトレーダーになるまでに必要なものが全て詰め込まれているとの事。
そして月に2回、勉強会も行われます。
※場所は東京と大阪。2021年現在も開催中※
勉強会があるのは凄く良いと思いますが、肝心の稼げるかどうかに関しては、実際にやってみないと分かりそうにないですね。
受講期間と価格
そしてチャートマスターアカデミーの受講期間と価格は、4ヶ月(24時間以内に申し込めば5カ月)で34万8000円(税込)となっています。
率直な感想としては、正直言ってちょっとお高いな感じました。
まぁ勉強会の費用などあるので仕方ないのかもしれませんが、地方に住んでいる人は毎回参加できるわけではないでしょうしね。
なので、実質無いに等しい方も一定数いるのかなと。
それに期間も1人立ちするには少々心もとない気がするので、せめて半年は欲しいなというのが正直な感想です。
根崎優樹氏のチャートマスターアカデミー(CMA)懸念点
それでは、根崎優樹氏のチャートマスターアカデミー(CMA)を調べて分かった懸念点をお伝えします。
過去に行政処分を受けている
まず、根崎さんが元々運営していた「株式会社チャートマスター」は2014年に行政処分を受けてるんですよね。
関東財務局長が株式会社チャートマスター(東京都練馬区、資本金5百万円、役職員3名、投資助言・代理業)を検査した結果、下記のとおり、当該金融商品取引業者に係る法令違反の事実が認められたので、本日、証券取引等監視委員会は、内閣総理大臣及び金融庁長官に対して、金融庁設置法第20条第1項の規定に基づき、行政処分を行うよう勧告した。
2.事実関係
(1)無登録で店頭デリバティブ取引の媒介を行っている状況
株式会社チャートマスター(以下「当社」という。)は、顧客91名に対し、金融商品取引業の登録を受けていない特定の外国証券業者2社の証券口座で外国為替証拠金取引(以下「FX取引」という。)を行うための当社開発の自動売買ソフト(以下「当社ソフト」という。)を販売し、当社ソフトを購入した顧客に対し、口座開設手続きをサポートしていた。
一方で、当社は、当社代表取締役が唯一の株主でありCEOを務める海外法人であるTwins International Ltd.(以下「Twins社」という。)を設立し、当社顧客が当社ソフトを利用して行ったFX取引の取引量に応じた報酬を受領する契約をTwins社と当該外国証券業者との間で締結していた。
この結果、当社が紹介した顧客は、当該外国証券業者との間で当社ソフトを利用して、継続的にFX取引を行うに至っており、当社は、平成23年1月13日から検査基準日(同25年7月9日)までの間、当該外国証券業者から、当該取引の取引量に応じた報酬をTwins社経由で受領していた。
当社が行った上記の行為は、外国証券業者と国内顧客間におけるFX取引を媒介する行為と認められるため、金融商品取引法第28条第1項に規定する第一種金融商品取引業(同法第2条第8項第4号に掲げる「店頭デリバティブ取引の媒介」を業として行うこと)に該当するものであり、当社が同法第31条第4項に基づく変更登録を受けることなく第一種金融商品取引業を行うことは、同法第29条に違反するものと認められる。(2)無登録業者に名義貸しを行っている状況
当社は、金融商品取引業の登録を受けていない株式会社EAアーキテクツに当社の名義を使用させて、平成24年3月20日から検査基準日までの間に、338名の顧客と投資顧問契約を締結させ、日経225オプション取引の投資助言行為を行わせていた。当社が行った上記の行為は、自己の名義をもって、他人に金融商品取引業を行わせたものであり、金融商品取引法第36条の3に違反するものと認められる
引用:https://www.fsa.go.jp/sesc/news/c_2014/2014/20140530-1.htm
- 無登録で店頭デリバティブ取引の媒介を行っていた
- 無登録業者に名前貸しを行っていた
↑こちら2点の理由で行政処分が下ったようですね。
ちなみにそんな株式会社チャートマスターのサイトがこちら。(更新はもうストップされてます)
http://www.chartmaster.jp/pac/
もちろんこの事についてレター上で言及はされていませんが、この事実から
「根崎さんが提供するものなら絶対大丈夫だ!」
と何の疑いもなく信じられる方ではないのかなと思います。
ロジック使用には別料金がかかる(その説明がレターには無い)
また、フリスタFXではPAチャートという特別なシステムを使うのですが、これが有料です。
費用は月額25000円。
費用もすぐにポンッと出せる金額ではないので、事前に説明が無いのはどうなんだろう?とは思っちゃいますね。
返金保証の条件は簡単そうで厳しい
また、チャートマスターアカデミーは返金が可能ではあるものの、その条件は簡単そうで厳しいです。
ただし、僕はこうして「公の場」にて正々堂々と立たせて頂いていますから、あなたも影でコソコソ「詐欺師だ…ボソッ」なんてことはせず、勉強会などの公の場で「根崎は詐欺師だっ!」と、胸をはっておっしゃって頂くことが条件です。
との事で、返金してもらうにはメールではダメで、実際に勉強会に参加し、皆の前で「根岸さんは詐欺師ですよ!」と宣言する必要があります。
これってまぁそんなに簡単ではないですよね。笑
というか結構難しいと思います。
なかなかな強メンタルの持ち主でなければ厳しいのかなと。
それにもし地方に住んでいる方は、わざわざその発言をする為に東京か大阪で開催されている勉強会に行く必要があるという事です。
その費用などを考えると、返金して貰えるとは言っても行動する意欲は湧きにくい気がします。
個人的には、本当に自信のあるスクールであれば、普通にメールで返金対応できるようにするんじゃないかなと思います。
フリスタの最大損失は5%までは取らないといいつつ、レター上の実績ではそれ以上の損失が発生
そしてフリスタという手法では最大の損失は5%までとの事ですが、レター上の実績ではそれ以上の損失が出ています。
これがレター上で公開されている、「元本50万円を3か月間で283万円にした」という実績ですね。
これが本当なら凄いなぁと思うのですが、気になるのが途中で11万4426円負けている時があるんですよね。
負ける前の資金が132万3646円。
その5%であれば、6万6182円です。
でも11万円の損失が出てるので、余裕で5%超えてるんですよね。
レター上で公開する実績は、ある程度見栄えのよいものを出すはずなのですが、それでもこの結果というのはどうなんだろう?と思います。
勝率7割は誇張気味
それに、フリスタの勝率は7割と言ってますが、実績画面を見ると合計38回トレードの中で、勝ちは20回。
なので(この実績画像をに限っては)勝率52%ですね。
上でもお伝えした通り、普通セールスレターでは実践の中で得られた見栄えの良い実績を使うのがセオリーです。
ですが公開されている実績では52%なので、個人的には、実際にやってみるともう少し下がりそうだなぁと感じました。
根崎優樹氏のチャートマスターアカデミー(CMA)口コミ
チャートマスターという根崎優樹氏のメルマガを登録し数日読んでいたところ、長文過ぎるので「端的に短くする予定はありますか?」という感じに問合せたところ、「文句を言うなら読まなけりゃいいじゃないですかw」「登録解除してくださいー」とクソ対応w
— 安藤 豊 フリーカメラマン休業中で株投資をする (@yutakando) September 22, 2020
こりゃダメだ😩
フリスタFXの勝率は7割とのことでしたが、スイングトレードはデイトレードやスキャルピングに比べ高い勝率を目指しやすいです。
フリスタFXをしっかりとしたロジックで学べば現実的には可能な数字だと思います。
しかし、私が気になったのは販売ページには短期的に勝てている取引履歴などは見つかりましたが、1ヶ月や年間を通しての利益率や勝率は記載されていませんでしたので、その点は不安が残りました。
さすがに手法までは公表していないが、トレードルールなんかが不明瞭な可能性がある。
あまり複雑な裁量トレードだと初心者は真似できないし、ルールを逸脱したらあっという間にやられちゃうぜ・・。
そして利益に関しては、やや誇大広告が目立つ。
根崎さんはこれだけの利益を上げられるのかもしれないが、流石に1.8倍の利益は初心者には無理だろう。
それだけ利益が残せるトレーダーがうじゃうじゃいたら、日本の長者番付のランキングも簡単に覆っちゃうぜ。
まとめ
という事で今回は、根崎優樹氏のチャートマスターアカデミー(CMA)について評判や口コミなども併せてお伝えしてきました。
レター上では聞こえの良い表現ばかりが目立っていたのですが、実際に細かく見ていくと、
・提唱する理論と実績画像の矛盾点
・過去の行政処分(←過去の事は気にするな!と言われればそれまでですが)
・返金条件の難易度
など、色々と気になる点があったので、僕自身は参加を見送ろうと思います。
結局、なぜ急にインフォトップのランキングで1位になっているのかは分かりませんでしたが、この記事の内容を踏まえた上で参加を検討して頂ければと思います。
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました!